●新・人間革命より
現代は、人間の生にばかり光をあて、死というものを
切り離して考えているように思います。
しかし、生の意味を問い、幸福を追求していくうえでも、また、
社会、文明の在り方を考えていくうえでも、死を見つめ、
死とは何かを探求し、死生観を確立していくことが
極めて重要ではないでしょうか。
仏法では、生命は永遠であると説きます。
つまり、人間の死とは、生命が大宇宙に溶け込むことであり、
その生命は連続し、再び縁に触れて生を受ける。
そして、生きている時の行動、発言、思考が、「業」として
蓄積され、継続するというものです。
今の人生で、幸福になればなるほど、次の生は良い状態から開始できます!
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