其の後に懺悔せりといえども罪いまだ滅せずして
千劫・阿鼻地獄に堕ちたりと見えぬ、懺悔せる謗法の
罪すら五逆罪に千倍せり況や懺悔せざらん謗法に
をいては阿鼻地獄を出ずる期かたかるべし(顕謗法抄、御書448ページ)
【通解】
法華経の行者を悪口し杖でもって打ったりした者は、
その後に後悔し懺悔したとはいっても、罪はいまだ消
滅しないで千劫の間、阿鼻地獄に堕ちたということである。
懺悔した謗法の罪ですら五逆罪に千倍する重さである。
まして懺悔しない謗法においては、阿鼻地獄から出る時期は
永遠に来ないであろう
悪いことをしたらきっちりと反省しないといけません。