人生の総仕上げにあたっては、生老病死など、無常の現象を
ありのままに見つめ、その奥底を貫く常住不変の妙法に則り、
一途に絶対的幸福境涯の確立をめざしてください。
豊かな『心の財』を得た幸福境涯というのは、内面的なものですが、
それは、表情にも、言動にも、人格にも表れます。
その言動には、感謝と歓喜と確信があふれるものです。
そして、思いやりに富み、自分の我を貫くのではなく、
皆のために尽くそうという慈愛と気遣いがあります。さらに、
人びとの心を包み込むような、柔和で、朗らかな笑顔があるものです。
また、幾つになっても、向上、前進の息吹があり、生命の
躍動感があります。ゆえに、大聖人が『年は・わか(若)うなり』
(同一一三五ページ)と仰せのように、若々しさを感じさせます。
一方、愚痴、文句、不平、不満、嫉妬、恨みごとばかりの
人もいます。それは、自分の不幸を表明しているだけでなく、
ますます自分の不幸を増幅させていきます
イライラするからといって壁を拳で強く殴りつけたら、壁が傷むだけ
でなく、自らの拳も傷つきますね。
愚痴や嫉妬、恨みごとなどを言うということは、それと同じような
ものですので、言わないようにしましょう!
【中古】 生老病死と人生を語る |
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