我を扶くる弟子等をば釈尊に之を申さん、我を生める父母等には
未だ死せざる已前に此の大善を進めん(顕仏未来記、御書509ページ)
【通解】
願わくは自分を迫害する国主等を最初に化導してあげよう。
自分を助ける弟子等のことを釈尊に申し上げよう。
また自分を生んでくださった父母等には、今生のうちに
この南無妙法蓮華経の大善をすすめよう。
【池田先生より同士への指針】
佐渡流罪の只中の御聖訓である。
身は命に及ぶ迫害を受けようとも、心は一切衆生を慈しみ、
全世界をも包み込む。
これが御本仏の大境涯であられる。
我らも仏弟子として、いかなる境遇にあろうとも、
心は絶対に負けない。
どんなに苦しくとも、妙法を唱えぬき、広布に進み抜くのだ。
その大功徳は、わが父母や縁ある人々に必ず伝わり広がる。
地域・社会も厳然と正しくリードしていくのだ。
誰もを救うのが仏法の目的ですね!
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