これからの人生は、御本尊から授かった生命であり、恩返しの人生であると決めて、人びとの幸せのために生涯を捧げ抜いてください。そうすれば、自身の最高の幸福境涯を築くことができます。
実は、七十になった時に、そう人生をとらえていけるかどうかが、大事なんです。
“私は、これまで頑張ってきたんだから、あとは若手に任せて、ゆっくり休んで、好きなことをして暮らそう”と考える人もいる。また、“さあ、人生の総仕上げの戦いをしよう。これからが勝負だ”と、決意を新たにする人もいる。
私たちは、日蓮大聖人の門下として、いかなる生き方をすべきか。大聖人は、『始より終りまで弥信心をいたすべし・さなくして後悔やあらんずらん』(御書一四四〇ページ)と仰せです。“いよいよこれからだ!”と、ますます信心の炎を燃え上がらせて戦うんです。
わが創価の先師・牧口先生は、七十歳にしてなお、創価教育学会の一切の活動の陣頭指揮を執られている。各地の座談会を担当し、火曜日と金曜日は、午後から夜の九時半、十時まで面接指導をされています。当時よりも、今は平均寿命も延びているんですから、七十代は、まさに、意気盛んな“壮年”です
もし老いを悪いものと思ってしまうと、自分の未来に希望が持てなくなり、今を生きる気力も奪われてしまいます。
そうならないためにも、深くこの指導を心に刻んでまいりましょう!
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