注意点

戒名の広告が度々出てきますが、そんなものに大金を費やすくらいならば、日蓮大聖人の仏法を一人でも多くの人に語ることへ時間と労力を費やしましょう


2012年1月10日火曜日

鏡 磨く

衆生と云うも仏と云うも亦此の如し迷う時は衆生と名け
悟る時をば仏と名けたり、譬えば闇鏡も磨きぬれば玉と
見ゆるが如し、只今も一念無明の迷心は磨かざる鏡なり
是を磨かば必ず法性真如の明鏡となるべし

【解説】
この御文では、唱題行が”生命変革の実践”であることを
示す”道理”を明かされています。

すなわち、仏と衆生といっても、それぞれの生命に超えがたい
”隔て”があるのではなく、”衆生の生命こそ妙法の当体である”
と悟っているのが仏であり、そこを迷っているのが衆生(凡夫)
であるという、迷・悟の違いにすぎないと仰せです。

このことを鏡を譬えとして、映りの悪い鏡も磨いたならば、
玉のように輝き、全てのものをよく映すことができるような
ものであると仰せです。

無明という根本の迷いに覆われた生命は磨かれていない鏡の
ようなものです。
鏡は磨けば物をくっきりと映し出します。

同じように、生命も”磨く”ことで、真実の悟りの生命と
現れることを教えられているのです。

つまり、どんな人にも悟りの生命が厳然と具わっており、
仏界を現す”生命の変革”が可能であることを示されて
いるのです。



誰もが仏なのです。
それを信じていないのが凡夫となるわけです。

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