為れ得たりと謂い我慢の心充満せん、或は阿練若に
納衣にして空閑に在り自ら真の道を行ずと謂いて
人間を軽賎する者有らん(法華経勧持品第13)
【通解】
悪世の中の比丘は邪智で心がひねくれており、
いまだ悟っていないのに自分は悟りを得ていると思い、
自分を誇り高ぶる心が充満している。
あるいは山林や原野などの人里離れた閑静な場所で、
袈裟を着て修行し、自ら仏法の真の道を行じていると
思い込んで、俗世の人を軽んじ賤しむ者がいるであろう
日蓮大聖人が立正安国論をはじめ、様々な箇所で
引用されている文です。
驕り高ぶりを表に出さない狡猾な奴も多いので
注意が必要です。
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