我がわかき身に親にはやくをくれて
教訓をも給はらざるらんと・御心のうち
をしはかるこそなみだもとまり候はね
(上野殿御返事、御書1509ページ)
【通解】
“自分は若い身で親に早く先立たれ、
教訓をも承ることがなかった”という、
あなた(南条時光)の御心中を
推し量ると、涙を抑えることができない。
【同志への指針】
日蓮大聖人は、若くして親を亡くした青年へ、
心に染み入る激励を重ねられた。
誠実に寄り添って同苦し、
共に祈ることが、「励まし」の根幹である。
我らには、尊敬と信頼に満ちた、
久遠よりの同志の絆がある。
苦も楽も分かち合い、
最極の誓願を共有して前進するのだ。
この創価の地涌の連帯に、
社会を蘇生させゆく希望の光がある。
一緒に苦しんでくれる人がいると、
確かに心が軽くなりますね!
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