注意点

戒名の広告が度々出てきますが、そんなものに大金を費やすくらいならば、日蓮大聖人の仏法を一人でも多くの人に語ることへ時間と労力を費やしましょう


2011年10月22日土曜日

賢い人とは

すりはむどく(須梨槃特)は三箇年に十四字を暗にせざりしかども仏に成りぬ提婆は六万蔵を暗にして無間に堕ちぬ・是れ偏に末代の今の世を表するなり、敢えて人の上と思し食すべからず(三三蔵祈雨事、御所1472ページ)


【通解】
釈尊の弟子須梨槃特は、三年間に十四文字の仏の教えすら暗唱できなかったけれども、仏になれた。しかし、提婆達多は六万蔵の経典を暗唱したけれども、無間地獄に堕ちた。このことは、ひとえに末代の今の世のことを表しているのである。決して他人のことと思ってはならない。


【同士への指針】
誠実一路の人が、最後には必ず勝つ。これが仏法の世界である。


真面目に、地道に、真剣に広宣流布に生き抜く人が、幸福になれないわけがない。わが誉れの同志の勝利の姿が、その何よりの証明である。名聞名利の忘恩の増上慢の末路は厳しい。


一生成仏の根本は「信」の一字だ。


知識の多さが成仏を決めるわけではないという、非常に分かりやすい例だと思います。
自分もここで上げられている増上慢には陥りやすい性格だと思うので、この御文をしっかり心に刻んでいきます!

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