人間にとって大事なことの一つは、“粘り”ということなんです。
ある意味で、人生は、絶望との戦いであるといえるかもしれません。
テストの結果もよくない。
家庭環境も大変である。
経済的にも厳しい。
理想と自分の現実との間に、大きな隔たりがある――など、
悩みの連続が人生であり、特に青春時代です。
そして、ともすれば、“自分はダメな人間なんだ”“なんの力もないんだ”と
考え、卑屈になり、絶望的な思いをいだいてしまう。
しかし、そうではありません。
“みんなが、尊い使命をもって生まれてきている。
必ず自分らしく輝くことができる”と教えているのが仏法なんです。
では、どうすれば、自分を輝かせていくことができるのか
――それは“粘り”です。
思うような結果がでない。失敗する。挫折する。
時には、生きる気力さえなくなってしまうかもしれない。
それでもまた、立ち上がり、自分の目標に向かって進んでいく。
その粘り強さこそが大事なんです。
“力がなくてもいいじゃないか。かっこ悪くたっていいじゃないか。
でも、自分は負けないぞ!”と、心の炎を燃やすことです
信心さえ確かならばそれでいいんです!
新・人間革命(第1巻) |
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