一句妙法に結縁すれば億劫にも失せずして大乗無価の宝珠を
研き顕すを生値仏法と云うなり所謂南無妙法蓮華経の仏法なり。
(御義口伝、御書793ページ)
【通解】
たとえ一句でも妙法に縁を結ぶならば、その宿福は億劫という
計り知れない長遠な年月の間にも、失われることはない。
そして、大乗教の究極である無上に高価な宝珠、すなわち
衆生の胸中にある仏の尊極の生命を磨き顕していくことができる。
これを「(宿福深厚にして)生まれて仏法に値えり」というのであり、
その「仏法」とは南無妙法蓮華経の仏法なのである。
【SGI会長からの同志への指針】
今、日本と世界の津々浦々で、後継の青年が拡大に挑戦
してくれている。
何と頼もしく、尊い姿であろうか。
下種仏法である。
ひとたび妙法に縁した福徳は決して消えない。
仏法対話に励んだ功徳は三世永遠に輝きわたる。
折伏は難事中の難事である。
挑んだ分だけ境涯が広がり、真実の友情は深まる。
満々たる生命力で、信心の確信を朗らかに語り抜くのだ。
仏法を語るにはひと言でいいのです!
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