御書には成仏の「成」について、
「成は開く義なり」(733ページ)と
示されている。
成仏とは、自身の内に具わる
仏の生命境涯を開くことに
ほかならないのです。
つまり、仏の生命を開くとは、
他の世界に行くことではなく、
あくまでもこの現実世界において、
何者にも崩されない絶対的な
幸福境涯を築くことをいいます。
また、仏の生命を開くことで、生命の全体が浄化され、
本来持っている働きを十分に発揮して、
さまざまな困難に直面しても、動揺することのない
力強い境涯を確立することができます。
仏法は、誰もが信心を根本に、
生命に秘められた可能性を現して
自身を輝かせ、人生を切り開いていく
ことができると説いているのです。
成仏は自身の内に求めていきましょう!
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