2016年1月14日木曜日

ふがいない 倒れない

甲斐無き者なれども・たすくる者強ければたうれず、
すこし健の者も独なれば悪しきみちには・たうれぬ(三三蔵祈雨事、御書1468ページ)

【通解】
ふがいない者でも、助ける人が強ければ倒れない。
少し強い者でも独りであれば、悪い道には倒れてしまう。


独りぼっちではまともに生きて行けないものですね。

2016年1月13日水曜日

内面の確立

●新・人間革命より、山本伸一の言葉

政治も、経済も、科学も、本来、すべてが人間の幸福を
追求するものですが、それらは制度や環境的側面など、
人間の外側からの幸福の追求です。
それに対して、宗教は、人間の内面世界からの幸福の
追求に光を当てています。
人間の内面の確立と、外側からの追求のうえに、人間の
幸福はあるといえます。

あらゆる学問も、機構・制度も、それを生みだし、
つくり上げてきたのは人間です。
したがって、社会や環境の改革も、その主体者である
人間の内面を改革することが肝要です。
そこに高等宗教、なかんずく仏法の役割があると、
私は考えております。


人間がつくったものは全て人間のためにならないといけませんね。


2016年1月5日火曜日

死についての探求

●新・人間革命より

現代は、人間の生にばかり光をあて、死というものを
切り離して考えているように思います。
しかし、生の意味を問い、幸福を追求していくうえでも、また、
社会、文明の在り方を考えていくうえでも、死を見つめ、
死とは何かを探求し、死生観を確立していくことが
極めて重要ではないでしょうか。
仏法では、生命は永遠であると説きます。
つまり、人間の死とは、生命が大宇宙に溶け込むことであり、
その生命は連続し、再び縁に触れて生を受ける。
そして、生きている時の行動、発言、思考が、「業」として
蓄積され、継続するというものです。


今の人生で、幸福になればなるほど、次の生は良い状態から開始できます!

打てば響く

●戸田先生の言葉

鐘は強く打てば強く響き、弱く打てば弱く響く。
御本尊も同じだ。
こちらの信力・行力によって、仏力・法力が現れ、大功徳があるのだ。


力の限り仏法の鐘を打ちましょう!

2016年1月3日日曜日

仕事 やりきる

●池田先生の指導

職場において、自分に与えられた仕事、役職を完璧にやり抜くことです。
そうすれば、自分の組織における活動も、全部すっきりと運びます。
御書に「御みやづかいを法華経とをぼしめせ」とあるように、
仕事は仏道修行の場です。
それを、活動等にとらわれて、給料をもらっている職場で、
いいかげんに仕事をしていれば、全部、複雑になります。
自分の思う通りに運ばなくなります。
自分の職業、すなわち生活のための仕事を完璧にやりきりなさい。
すっきりとやりきりなさい。
それが「信心即生活」です。
仕事に真っ向からぶつかり、勝利を得なさい。
それが組織の勝利になり、折伏の勝利になり、広宣流布の勝利に通じるのです。


何もかも中途半端だと感じたら、まずは仕事から見つめ直してみたらよいかもしれません。

2016年1月2日土曜日

団結 一人

●新・人間革命より

団結の鍵は何か。
それは、一見、矛盾するようであるが、
自らが「一人立つ」ことである。
自分が真剣に祈り、強くなることだ。


誰かに依存していては団結など永遠にできません。