いまだ名をもききをよびまいらせず候ところに・
船よりあがりくるしみ候いきところに・ねんごろにあたらせ
給い候し事は・いかなる宿習なるらん、過去に法華経の行者にて
・わたらせ給へるが今末法にふなもりの弥三郎と生れかわりて
日蓮をあわれみ給うか(御書1445ページ)
【通解】
日蓮が、去る五月十二日に流罪になり、川奈の津に
着いたとき、まだその場所の名前も聞き及ばないところへ、
船より上がって苦しんでいたのを、ねんごろに手当てして
くださったのは、どのような宿習によるのでしょうか。
過去に法華経の行者であられたお方が、今世末法に、
船守弥三郎と生まれ変わられて、日蓮をあわれまれるのでしょうか
日蓮大聖人を助けた人が、どれほどまで偉大で幸福な
境涯になられたか計り知れません!
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