●新・人間革命より
順風満帆に生きて、苦労もせずに、成功を収めた人などいません。
失敗も、挫折もなく、人生の勝利者になった人もいません。
泣く思いで苦労に耐え、何度も絶望の淵に立ちながら、粘り強く、
前へ、前へと進んでいった人が、人生の勝利者になっているんです。
たとえ、失敗や敗北はあっても、絶対に腐ってはならない。
いじけて、自らを卑しめることこそが敗北なんです。
忍耐強い人が、最後に勝つ人なんです。
その粘り強さを身につけていくための唱題であり、
仏道修行であることを忘れないでください。
人生の勝利の栄冠は、信心を根本に、執念に執念を尽くし、
粘って粘って粘り抜き、自分の決めた道を歩んでいった人の
頭上に輝くことを宣言しておきます
自らを卑しめたところで、一時的に自分を慰められるだけで
本質的には何にも改善されませんね。
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