2012年5月15日火曜日

妙法 意味

抑妙とは何と云う心ぞや只我が一念の心・不思議なる処を
妙とは云うなり不思議とは心も及ばず語も及ばずと云う事なり
(中略)此の妙なる心を名けて法とも云うなり、此の法門の
不思議をあらはすに譬を事法にかたどりて蓮華と名く、
一心を妙と知りぬれば亦転じて余心をも妙法と知る処を
妙経とは云うなり、然ればすなはち善悪に付いて起り起る処の
念心の当体を指して是れ妙法の体と説き宣べたる経王なれば
成仏の直道とは云うなり(一生成仏抄、御書384ページ)




【通解】
そもそも「妙」とは、どのような意味であろうか。
それはただ、自身の一念の心が不思議であることを
「妙」とはいうのである。
不思議とは、私たちの心の働きも及ばず、また、言葉でも
表わせないということである。(中略)


この「妙」である心を名づけて「法」ともいうのである。


この法門の不思議を譬喩で表すのに、具体的な事物に
なぞらえて「蓮華」と名づける。


一つの心を妙と知ったならば、さらに転じて、そのほかの
心もまた妙法であると知ることを「妙経」というのである。


したがって、法華経は、善であれ悪であれ、一瞬一瞬に起こる
一念の心の当体を指して、これが妙法の体であると説き宣べて
いる経王なので、成仏の直道というのである。


聖教新聞では「“心”の変革に挑戦し続けることによって、
未来をも変える事ができる」と解説されています。

自分の心から望む未来を作っていきましょう!



【送料無料】一生成仏抄講義
一生成仏抄講義
価格:900円(税込、送料別)

0 件のコメント:

コメントを投稿