すこし健の者も独なれば悪しきみちには・たうれぬ(三三蔵祈雨事、御書1468ページ)
【通解】
腑甲斐無い者であっても、助ける者が強ければ倒れない。
少し強い者でも、独りであれば、悪い道では倒れてしまう。
人は決して一人では生きられません。
大事な教えとして、「一人立つ精神」がありますが、
これはたとえ法華経を実践するのが自分独りだけだった
としても、気にせずやり通していくということです。
法華経の実践とは、自他共に尽くしていくということであり、
決して他者を全て排斥することではありません。
他者を一切寄せつけないことと、一人立つ精神を
混同して勘違いしてはいけませんね。
人間革命(第4巻) |
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